2005年06月30日

高炉のある風景

9e28f358.JPG今日は月末で、木曜の千葉定期便も兼ねた、お客さんめぐり。これは蘇我駅から歩いてすぐの、歩道橋から撮った製鉄所の高炉(奥の背の高い装置)。正式には溶鉱炉と言い、鉄鉱石から溶けた鉄を取出す、還元炉。高さが100m以上あることから、高炉と呼ばれ、戦後、高度成長期のシンボルと言われた巨大装置。以前は全部で3基見えたが、今では1基見えるだけ。これも、再開発のため、解体中。ぎりぎりまで設備廃棄しなかったが、廃棄したとたんに、鋼材不足…。世の中そんなもんかも。


コスモテック〜のぞき見るものづくりの裏側
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cosmotech at 22:45│Comments(6)TrackBack(0)いろいろ 

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この記事へのコメント

1. Posted by 圭子お姉サマ   2005年07月01日 06:29
おはようございます。

なんと皮肉な、おハナシ。
で、「鉄鉱石から溶けた鉄を取出す」んだったのですねぇ。
すっかり、しっかり忘却の彼方…な、自分にびっくり。
2. Posted by なるせたかあき   2005年07月01日 08:42
お姉サマ、おはようございます。
そのうち使うと思ってとっておいたもの、結局使わず捨てる。
で、捨てた途端に使うことに…。よくある話しですよね。

鉄鉱石から鉄を取出すなんて、普通は必要ないですものね。
なんだか、数学とか漢文みたい、って言っちゃあ、おしまいかな。
3. Posted by むら   2005年07月01日 12:50
高炉ですね、懐かしい!
最上部は眺めがいいですよ。

その昔、ちょっとした事情で
瀬戸内海を臨む高炉のてっぺんに
数時間、お邪魔したことがあります。
眺めがいいし、日が暮れると
トロッコで運んでる銑鉄(溶けた鉄)が
線香花火みたいにパチパチ爆ぜるのが
見えてきれいでした。
4. Posted by なるせたかあき   2005年07月01日 13:14
むらさん、こんにちわです
高炉のてっぺんを経験できる人、ほとんどいないです。貴重な体験ですね。
わたしも製鉄所にいましたけど、経験ないですから。
各製鉄所、高炉は海岸沿いに建設しますので、眺めはいいでしょうね。
ちなみに日本の製鉄会社、1社を除いて、みな瀬戸内海に高炉を持ってます。

で、高炉からは24時間溶けた鉄が出てきますが(出銑という)、炭素量が多いので、まさに線香花火のような感じになりますね。
夜の出銑光景はほんとに、きれいです。じっと眺めていても、飽きなかったのを思い出します。
5. Posted by きくち   2005年07月01日 21:13
こんばんわ。
初めてコメントさせて頂きます。昨日、のちさんのメルマガに書かれてしまった「Kさん」です。
私も物つくり(設計ですが)をしているし会社も横浜なので大変面白く読ませて頂きました。
メールで紹介して頂いたのですが、その後仕事放り出して読みふけってしまったのはのちさんのメルマガの通りです。
私もなるせさんと同じようにプレーヤー(設計する人)であると同時にマネージャでもあるので、ああそうだよなー って共感できるところが沢山ありました。毎日楽しみがふえました。
6. Posted by なるせたかあき   2005年07月02日 00:00
きくちさん、はじめまして。
書込み、ありがとうございました。
のちさんのメルマガ、私もファンでいつも読んでます。
このブログ、だれもが気楽に書きこんで、楽しんでいただけたらと思っています。
外出などで、コメントが遅れることもありますが、朝、昼、晩、見るようにしています。
これからも、どうぞ気楽に、書込みして下さい。

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