2006年12月05日

こげ取り

7f0ddc63.JPG12月に入って、日々寒さが厳しくなるのを感じる。今朝はクルマのウィンドウに霜が降りた。そう言えば、冬の朝はウィンドウの霜取りをするのが日課と言うこと、思い出す。工場の方は、今週からは順調にものづくり。しかし、まだ下ごしらえや小物が多い。これ、ステンレスのタンクの溶接部をのこげを取っているところ。ステンレスの溶接部、紫色に変色する。この変色を、俗称で“こげ”と言う。こげの取り方、酸で洗う方法もあるが、これは、電気分解を利用してる。この品物、この後研磨をかけて、完成する。
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この記事へのコメント

1. Posted by 建コン一擲   2006年12月06日 14:29
わたしも毎朝、顔の下半分の“こげ取り”をしております。
濃くて硬いので、通常の電気式では取れません。
カミカミで、お肌がボロボロになっちゃいます(安物を買うからという説もあり)

熱いシャワーで硬度をほぐし、専用ジェル&フェザーの3枚刃でこそげ取ります。シックやジレットは、わたしのお肌には合いません。何が何でもフェザーです。
そして、仕上げはシーブリーズ。眠気も吹き飛ぶほど、よく沁みます。瞬間的拷問。

ですので、土日は、参観日でもない限り“こげ取り”はしません。

ちなみに、研磨は牛乳石鹸もしくは植物物語で行ってます。
2. Posted by なるせたかあき   2006年12月06日 18:16
建コンさん、こんにちわ!

あはは、いいですね、顔のこげ取り。
確かに建コンさんは、“こげ”は濃い感じでしたね。

ワタシの場合、こげと言うか、ほとんど“カビ”が生えた感じ。
鼻の下とあごの先にまばらに生えるだけなので、2〜3日放っておいても、あまりかわりばえしないって、バカにされてます。

ちょっとうらやましいかも(笑)。
3. Posted by 森と山ちゃん   2006年12月08日 09:12
なるせさん。おはようございま〜す。
遅まきながらこちらでコメントを。

へえ〜。電気分解されておられるんですね。
我が町工場は専ら酸洗いです。
しかし、昨今の環境に対して厳しく監視されている時代において
酸洗い後の水が環境汚染に繋がるとの事でして。
既に酸洗い行為自体が既に周り近所どころか、決して工場外へは公表できなくなりつつあるようで。
我が町工場の周りにいよいよマンションが立ち並ぶ今後の状況いかんでは。

私は地球を飛び出し先ずは月なる星へ町工場を建設しようかと。
しかし、ここでも環境汚染の問題は付いて廻るとです。
では私は一体。

やはり電気分解ですかね。
4. Posted by なるせたかあき   2006年12月08日 13:10
森と山ちゃん、こんにちわ!

当社の場合、酸洗いは、近くの酸洗屋に出してます。
当然、汚水処理対策はされてると思います。
しかし、確かに横浜では、新たな化成処理工場は、許可がおりないとも聞いてます。
ホント、町工場には住みにくいですね。

この品物、食品向けで内部は#400研磨、外は2Bに補強材はヘアーライン仕上げです。
研磨をする部分は、こげ取りの必要はありません。

外側の補強はタップ溶接で付けているのですけど、酸洗いに出すと、タップ溶接の隙間から酸が入り、それが洗い流せないため、しばらくすると、補強とタンクの隙間から茶色の錆が滲んでくるものです。

これは食品向けでは、間違いなくクレームとなるため、酸洗いは避け、溶接ビードだけ電気分解により、ピンポイントのこげ取りをするのです。

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