2007年04月20日

バーナー予熱

522ffaeb.JPG昨日で納期厳守の大物、すべて出ていって、少し気分が楽になった週末金曜。昨日からカゼをひいたようで、なんとなく体がダルい。まあ、あとは連休まで、ちょっと流して、小物の対応。そうは言っても、次の大物の注文は入っているので、それの手配や工程、考えないと。ところでこれ、いま工場で作っている、アルミの品物。アルミの特徴、熱伝導がとても良い。溶接するのに、熱が拡散して、難しいこと。厚み10mmのアルミの溶接、事前にバーナーで予熱を加える。温度が上がると、鉄なら赤くなるが、アルミは色が変わらない。予熱温度、フツーは温度計を使うのだろうが、ウチの職人、手をかざして確認する。まあ、こうしたことも、ベテランだからなせるワザ。
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産業機械設計製作 コスモテック

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この記事へのコメント

1. Posted by いしとも   2007年04月21日 16:21
10ミリのアルミ? 余熱でも熱いんだろうねぇ。。。

安売りだからって喜んで買ったうちのフライパン。
薄いのなんのって、余熱なんてまったくいらないぜ!!

目を離すとすぐ焦げるし。10ミリあったら
熱が均等に伝わっていい具合に焼けそうだねぇ…。がはは。
2. Posted by のっち   2007年04月21日 16:56
>予熱温度、フツーは温度計を使うのだろうが、ウチの職人、手をかざして確認する。

うんうん、わたしもフライパンに手をかざしたり、天ぷら鍋に手をかざしたりすることある。
3. Posted by なるせたかあき   2007年04月21日 19:08
いしともさん、こんばんわ!

アルミって色が温度で色が変わらないので、ある意味、アブナイです。
冷えているのかと思うと、熱いときがありますから。

で、ナベで10mmもあったら、ナベを暖めるだけで大変ですよ。
会社でのバーベキュー、6mmの鉄板をテキトーに切ったもの、使いますけど、確かにいい熱の伝わりかたです。

でも、重たいのが問題です(笑)。
4. Posted by なるせたかあき   2007年04月21日 19:12
のっちさん、こんばんわ!

そうそう、料理をするヒトは、手をかざして温度を見ますね。
まさにアレと同じ。
そうした人間の感覚って、けっこう鋭いのだと思います。

職人の感覚を数値化すること、工学の目標の一つでもあるのです。

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