2008年05月21日

テフロン製部品

20d68630.JPG昨日の午後から引続き、今日は朝から晴れの天気。設計から綱渡りだった、チタンの仕事。明日立会い予定で、ギリギリの工程を組んでいた。ところがお客さん、今日昼になって、急拠夕方、やってくる事に。その後はまさに、分刻みでの溶接、組立作業。4時半になんとか完成して、お客が来たのが5時10分。まさにホントのぶっつけ本番。立会いしながら、その場で確認。設計ミスを心配したが、何事もなく無事終了。お客さん、OKと言うことで、そのままクルマに積んで、お持ち帰り。あぁ、寿命がホント、縮まる思い。これ、その装置に使ったテフロンの部品。テフロン、フライパンにも使われるが、とても安定性の高い樹脂。特殊な薬液に使うので、金属部分はチタン製で、樹脂部分はテフロン製。これもそこそこ、いい値段。
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この記事へのコメント

1. Posted by デハボ1000   2008年05月24日 00:42
>その装置に使ったテフロンの部品。テフロン、フライパンにも使われるが、とても安定性の高い樹脂。
じつはこの写真の材質はテフロンとはいえ射出成型に適しない仕様(PTFE=ポリテトラフルオロエチレン(4フッ化))だと思います。写真の感覚ですが・・・
意外と知られていないことですが、射出成型に使うテフロン(PFA=テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)と、削りだしで使うテフロンは、似て非なるもので、耐薬品はさほど変わりませんが、耐熱性・潤滑性・色調が違うんですよ。
以上暮らしの一分メモでした(違)。
2. Posted by なるせたかあき   2008年05月24日 09:55
デハボ1000さん、おはようございます!

詳しい説明、ありがとうございます。
確かにこれ、特に指定はしてませんがPTFEだと思います。

テフロンと言っても確かに種類はいろいろ。
射出成形品は扱ったことがないので、よく知りませんが、コーティング向けですと、PTFE、PFA、FEPなどが良く聞く名前です。
大まかな特性は同じでも、細かい仕様、用途は違いますね。

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